毎月 いなのすけ市場で販売する旬の食材情報をお伝えします。

10月の旬な食材

サツマイモ

加熱調理に強いビタミン類がたっぷり

ご存知サツマイモ、煮ても焼いても蒸しても食べられ、保存の仕方によっては長持ちします。糖質を多く含みますが、炭水化物の代謝をうながすビタミンB1を比較的多く含むので、エネルギーが燃焼しやすくなっています。加熱によるCの損失が少ないのも特徴で、煮たり焼いたりしても約70%が残ります。ビタミンCは、生では100g中29mgで、ジャガイモの35mgを下回りますが、蒸すと20mgと、ジャガイモの15mgを上回ります。Cは細胞の結合を強化するコラーゲンの生成を助ける作用があるので、美肌効果が期待できます。

 

くり

関東地方、茨城県の地域ブランド

茨城県の栗の生産量は全国一で主にかすみがうら市・石岡市・笠間市が多く生産しています。栗はとても季節感を感じさせてくれる食材として料理を引き立ててくれます。シーズンに一度は栗ご飯や栗おこわを頂きたいものです。また料理だけでなく、モンブランや甘露煮をはじめスイーツの食材としても欠かせない存在です。

 

さといも

高血圧予防に効果を発揮

さといも特有のぬめりは皮をむいて塩もみし、一度ゆでこぼしてから調理するとぬめりがとれます。でんぷんが主成分ですが、サツマイモにくらべてエネルギーは58kcalと少なく、糖分をエネルギーにかえるビタミンB1、肥満防止の効果がある食物繊維も含まれているので、太ることを気にせず食べられます。食物繊維も豊富なので、便秘改善にも役立ちます。

 

こまつな

洋風にも調理できます

収穫の期間が長いこまつな。今年は台風の影響で葉物野菜が高騰しています。雑煮には欠かせない野菜です。あっさりした味わいと手軽さから、用途は広く、灰汁が少ない扱いやすく食べやすい野菜です。味噌汁、鍋料理、おひたし、炒め物でもどうぞ。